こんばんは、ミセスゴーヤです。

以前映画評論の記事で見て気になっていた「最強のふたり」を、
FODで観ました。



物語の始まり

フランスを舞台に、ある富豪と移民二世の男性との出会いを描いています。
経済的に何不自由なく暮らすフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、趣味のパラグライダーによる事故で、
首から下が麻痺している身体障害者。
心を開けずに暮らす彼は、身の回りのすべてを介護する使用人を募集していました。
彼の気難しさから、いつも二週間と持たないと話します。
そこへ、失業保険の給付を受けたいだけのために、形式上面接を受けに来たのが移民二世であり、複雑な環境で育ってきた青年のドリス(フランスのコメディアン、オマール・シー)。
本当に就職する気なんて無い彼は、フィリップと面と向かっても臆することも気遣うことも、自分を良く見せようと飾ることもありませんでした。
フィリップは、その立場と障害により、周囲の人間がいつも一歩距離を置いて、腫れ物に触るように扱われていたのです。

就職するつもりはなかったドリスですが、普段の行いの悪さから母親に勘当されてしまい、家を出ざるを得なくなります。

新しい風を感じたフィリップと、住む場所を求めたドリスの生活が始まることになります。



ありのままの魅力

育った環境も、文化も何もかもが違う二人でしたが、
どんな相手だろうと自分の信念のまま接することの出来るドリスは、自らのすべてに恥じることなく、
そして、フィリップのありのままに愛情をもって接することの出来る人物でした。

フィリップが苦しんでいるとき、自分なりのやり方で力付けるドリスの姿に、とても清々しい気持ちを感じました。

よく、主人公を不幸に描いて涙を誘うストーリーがありますが、そういうのとは少し違って、
哀しみを直接描くのでも無く、ふっと感じさせる役者さん達の表情が逆にグッときました。

鑑賞前は、すごく泣く話だろうなと予想していましたが、すごく爽やかに裏切られました。
泣く以外の感動方法というのでしょうか。
ぜひたくさんの方に感じていただきたい作品でした。

実在の二人

この映画には実在のモデルがいます。
フィリップとアブデル。アブデルだけ、映画では名前を変えたんですね。
フィリップは、現在はモロッコに住んでいますが、二人の絆は変わらず深いものだそうです。
私は女性なので、男同士の友情ってリアルにはわからないのですが、
ここ最近ママ友付き合いに悩む私には、とても羨ましい関係でした。
お互いに思いやって、ありのままの自分で付き合えるって最高ですよね。
本当に羨ましい。

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